日本人が陥りがちな英語学習の5つの間違い

日本人の中には、「長年勉強しているのに英語ができない」英語学習難民になっている人が溢れています。

本屋さんに行けば英語の本がたくさん並んでいて、英会話の学校もいたるところにあります。それだけ英語を勉強している人が多いということです。

それなのに英語をマスターしている日本人がほとんどいないのは、おかしいと思いませんか?

これだけ勉強しても英語を身につけることができないのは、多くの日本人が英語学習において間違っていることがあるからです。それに気付いて修正しない限りいくら勉強しても英語をものにすることができません。

ここでは、英語学習をしている多くの日本人が陥りがちな5つの間違いについて解説します。

日本人が英語ができない5つの理由

①英語を勉強する目的があいまい

いくら勉強しても英語ができない人にかけているのが、「英語を勉強する目標を明確にする」ということです。

そういうと、「いやいや、『海外旅行で不自由なく英語を使えるようになる』という目的がある」と思う人もいるのではないでしょうか?

しかし、それでは、あまりにも漠然としすぎています。

「海外旅行で英語を使いたい」といっても、ツアーの自由時間に食事や買い物ができればいいのか、それとも一人で世界一周旅行ができるようになりたいのかでは、必要な英語が全く違ってきます。

人によって目指すゴールがこれだけバラバラなのだから、ただ「英語をマスターしたい」というような漠然とした目標では、最適な勉強法を見つけられません。まず、「英語を勉強してどうしたいのか」という目標を明確にしましょう。

漠然とした夢ではなく、「英語でニューヨークで買い物をしたい」といった目標を叶えた自分を具体的にイメージできるものがベストです。さらにその具体的なイメージにワクワクすることができれば言うことはありません。

人の体力、知力、時間ともに限られています。自分にとって本当に必要な勉強だけに集中しないと、目標を達成することは難しいのです。

英語が身につかない人は、英語を学んでいるうちに勉強することが目的化している人が少なくありません。目的は「英語を使って何をするか」であって、英語を学ぶことそのものではありません。

「英語学習の先にある本当の目的を見失ってはいないだろうか?」ということを今一度思い出してください。

②いろいろな教材に手を出しすぎる

長年、熱心に英語を学んでいる人もらくさんいます。あらゆる教材を試し、英語関連の書籍は片っ端から買っていて「これまで読んだ英語の本は100冊を超える」。そんな人が英語を使えるようになっているかというと、決してそうではありません。

あれもこれも手をつけるのは、野球もテニスもサッカーもやるようなもので、結局どれも身につかないのです。

所詮、中途半端にかじったところで、自分のものにすることができません。全てを完璧にマスターできればいいですが、そもそもひとつの教材をマスターするのは、そんな簡単ではありません。

テキストに載っているフレーズがパッと口から出るようになるには、何度も繰り返し口に出して練習が必要です。ヒアリング教材についても、暗唱できるくらいに聞きこまないと身体に覚え込ませることはできません。

実際に英語をマスターしている人に英語学習に使用した教材を聞いてみると、薄いテキスト一冊のみという人がほとんどです。

英語をマスターしたければ、勉強する教材やテキストを思い切って絞り込むこと。それを完璧にマスターするまで、繰り返し学習することです。

これが、英語をものにするための一番の近道であるということを知ってください。

③インプットばかりでアウトプットが不足

日本人は英語学習において、インプットに比重が偏りがちです。単語やイディオムを覚え、文法を確認し、色んな教材を聴く…。それでも英語を身につけることができないのは、どうしてでしょうか?

それは、英語を話すアウトプットの時間が圧倒的に足りないからです。

いくら頭の中に難しい単語やフレーズがたくさん入っていても、自分が言いたいときに言いたい事をサッと取り出せなければ当然ながら英語が使えるとは言えません。

「言いたいことがあるのに言葉が出てこない」という悔しい経験をしたことがある人は、たくさんいるでしょう。いざという時に、英語がとっさに出てこないのは、アウトプットの練習不足が原因です。

日本の中学校や高校での英語学習は、インプット学習です。高校受験、大学受験をした人であれば、かなりの単語や文法を頭に詰め込んだはずです。

それに比べてアウトプットの練習はほとんどしてこなかったと思います。さらに、社会人になってからもインプットばかりを続けている人が多いのです。

その理由としては、「アウトプットする機会がない」ということがあります。インプットは、通勤電車で英語教材を聴いたり、昼休みにテキストを読んだり、スキマ時間を利用して自分一人でできます。

ところがアウトプットの練習は、基本的に相手が必要なことが多いです。なので、どうしても後回しになってしまうのです。

そのため、英語学習をする際はアウトプットの機会を率先して作るようにしましょう。

アウトプットの練習方法として、最近ではオンライン英会話がいつでもどこでも手軽にできるので人気です。その他にも英会話喫茶、Language Exchaneなどを利用してネイティブの講師や英語を学習している人達との会話できる場を設けることができます。

④「正しい英語を話す」ことを目標にしている

日本人の多くは、「英語がうまくなったら話そう」と考えがちです。なぜなら、「間違ったらどうしよう」「下手な英語では恥ずかしい」という気持ちがあるからです。

しかし、話す練習をしなければ、英語を話せるようにはならないのです。野球の本を読んでいても、素振りやバッティングなど身体を動かさないと、野球ができるようにならないのと同じです。

日本人は英語が「できるか/できないか」という考え方をしている人が多く、「語学ができる=ペラペラに話せる」というのが前提になっています。ネイティブスピーカーのような完璧な英語を話そうとするから話せなくなるのです。

アメリカのような移民国家では、「英語を全く話せない人」から、「少し話せる人」、「ペラペラに話せるネイティブ」まであらゆるレベルの人がいます。

移民国家では、相手が話す英語がネイティブのようにペラペラであることは、最初から期待していません。発音や言い回しがおかしくても、意味が通じれば何も問題ないのです。

インド、中国、フィリピンでも英語を話す人はたくさんいますが、みんなすべて非ネイティブです。世界で英語を話す人の約8割は「非ネイティブ」です。

これら非ネイティブ同士の会話では、正しい英語や綺麗な英語は期待していません。そのようなことを気にしているは、日本人くらいかもしれませんね。

私たち日本人は、日本語を話す「ネイティブスピーカー」であり、英語はあくまで「外国語」なのです。発音がネイティブ並みでなくても、スピードが遅くても、多少の間違いが合ってもいいんです!

「必要なコミュニケーションが取れればOK」という開き直りが、「使える英語」を短期間で身につけるための第一歩です!

⑤長期間勉強しないと英語が話せないと思っている

「英語の上達には時間がかかるもの」と思っている人も多いでしょう。英語の勉強は継続することが重要です。しかし、決して長期間が必要なわけではありません。

むしろ、英語の勉強は短期集中でやるのが効果的です。できれば1年~1年半程度で目標設定をしてみてください。

勉強には集中力が必要です。そして人間のモチベーションはそれほど長く続きません。毎日の中で勉強時間を確保し、さぼらずに勉強するのは簡単なことではありません。

今までいくら勉強してもダメだった人は、短期決戦を前提に再スタートしてみてはどうでしょうか?

何事も自信がついてからスタートするのでは、遅いのです。スタートすることで自信がついてきます。

「考えてから走り出すのではなく、考えながら走る!」

これが英語上達のためのポイントです!

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