しかし、会社員をしながら長期で海外生活をするのは現実的に難しい・・・。
しかも、いきなり知り合いもいない国に行って生活はどうするのか・・・。
英語のレベルの低い私が短期間の現地生活で友達を作るのは、ハードルが高い・・・。
そんな悩みを解決できる方法として、思いついたのが短期留学でした。そして第一段の留学先に選んだのはイギリスのロンドンです。
留学先 | ロンドン(イギリス) |
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語学学校名 | Regent London |
留学時期と滞在期間 | 2015年7月に1週間 |
1週間の授業時間 | 1週間15レッスン |
滞在方法 | ホームステイ |
短期留学のメリット
会社員でも休暇を利用して行ける
1~2週間から留学できるので、会社の有給や年末年始、お盆休みを利用して渡航することができる。会社を辞める必要がないのでリスクがない。
ホームステイで現地の生活を体験できる
語学学校を通じてホームステイの申し込みができるので、現地の生活を実体験することができます。
その国の食事、生活様式、暮らし方など実際に家庭に入らないとわからないことはたくさんあります。ただ、海外旅行ではできない経験ができるのが留学、ホームステイではないであほうか。
語学学校で友達を作ることができ寂しくない
不安材料の一つだった現地での人とのつながりです。語学学校に行けば、私と同じように英語を学びに母国を離れて世界中から来ている仲間に出会うことができます。プレビュー
語学学校に飛び込めば、滞在中に一緒にランチをしたり観光したりする友達をスムーズに作ることができます。
留学先としてロンドンを選んだ理由
英語留学をする国と言えば、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダなど色々な国があります。
ヨーロッパへの憧れと行ったことのないイギリスに行ってみたいというミーハーな気分でロンドンを選びました。
学校を選ぶ際は、留学エージェントを利用しました。ロンドン市内の便利なところ、しっかりした学校、生徒があまり若すぎず社会人の学生さんもいるところという希望を伝え、おすすめの学校として紹介してもらったのがRegent Londonです。
今思えば、初めの留学先としてロンドンは少しハードルが高かったかなと思います。
これから留学を考えている人は、まずはフィリピン留学で英語環境に馴らしてからヨーロッパやアメリカに留学するのが英語学習にも効果的ですし、おすすめだと感じています。
ロンドン1週間留学にかかった費用
授業料:週15時間レッスン 355ポンド (約6万円)
ホームステイ費用:シングルルーム・2食付で1週間あたり258ポンド(約4万円)
空港お迎えサービス:片道93ポンド
(当時の1ポンド150円で換算)
航空券代:167,030円
ロンドンでのホームステイ体験
ホームステイ先は、留学先のRegent Londonを通じて手配してもらい、ロンドンの地下鉄(Underground)のOval駅から歩いて5分のところのお家で滞在しました。
ホストマザーは、お子さんも巣立たれ、ひとりで暮らしておられ、いろいろな国の留学生を受け入れておられるとっても優しいご婦人。
緊張しながら到着した1日目。お家につくなり暖かく迎え入れてくださり、お茶とお菓子を食べながら、私のつたない英語にしっかり耳を傾けてくださいました。
そして、学校への行き方や地下鉄カードの買い方を駅まで一緒についてきて教えてもらったり、とても心強かったものです。
また、ホームステイ先には私以外にもホームステイしているブラジル人の女の子がいて、夕食は一緒に食べたり、いろいろな国の文化に触れられるのはホームステイをしてよかったことの一つです。
Regent Londonでの1週間短期留学
Regent London は、創立40年以上の実績のある語学学校です。
Regent Londonの場所
ロンドン市内のとても便利な立地で、Underground(ロンドンの地下鉄)のCharingCross駅から徒歩3分のところにあります。
テムズ川のほとり、有名なトラファルガー広場にもとても近く、バッキンガム宮殿やビッグベン、ロンドンブリッジ、コベントガーデンなどロンドンの観光名所にも徒歩で行くことができるとても便利なアクセスでした。
私は午前中のみのレッスンだったので、午後からは毎日ロンドン市内の観光へいろいろなところに行っていました。
Regent Londonの生徒
私の滞在期間中、出会ったアジア人は韓国人、台湾人、中国人がそれぞれ1人ずつ。日本人は私一人でした。
アメリカやカナダは、日本から留学に行く人も多いようですが、ヨーロッパになるとアジア人は一気に少なくなります。
学生の多くは、スペインやイタリア、スイス、フランス、ドイツなどのヨーロッパ、その他ロシア、トルコから来ている学生ばかりです。
日本人やアジア人が多いところは避けたいという人には、ヨーロッパ留学はとてもおすすめです。
私が留学した時期が7月だったので、ヨーロッパの学生が多くいましたが、それでも社会人も方もたくさんいました。学生の年齢層は幅広かったです。
リージェントロンドンは、プロフェッショナルかつ実用的なビジネス英語を修得しにくる社会人の方が多いので、社会人留学には最適な学校です。できれば、学生が少ない時期を狙うなら7~8月を避けるのがおすすめです。
私が滞在中に出会った社会人留学生は、みんな一流の会社に勤めてる人のようでした。
韓国人の女の子は、サムスンを辞めて長期留学しているということでしたし、イタリア人のご夫婦は奥様がお医者さまでした。銀行員のロシア人や、英語教師をしているフランス人の女性、ロシア人の女性は旦那さまがおそらくかなりのお金持ちっぽいセレブだったり…。ハイソサエティな人達であることがガンガン伝わってきました。
Regent Londonでの生活
Regent Londonでは毎週月曜日に新しい学生が入学します。
月曜日の朝学校に行くと、まずクラス分けとオリエンテーションがあります。オリエンテーションでは、学校の担当者の方が、学校の周りをぐるっと案内してくださいます。
ヨーロッパの街並みを見た瞬間にテンションは跳ね上がりますよね。学校から歩いてすぐのところにトラファルガー広場があるんですもの。
オリエンテーションの後、同じタイミングで入学した各国の生徒たちとそれぞれでランチタイムです。学校のすぐそばに広場があってそこでのんびり食べるもよし、カフェに入るもよし。
私は午後からの授業がないので、その日はそのままロンドン市内の散策へと出かけました。
徒歩圏内に、バッキンガム宮殿、ウェストミンスター寺院、ロンドン塔、セントポール大聖堂など観光名所だらけです。午前の授業の後は、毎日ロンドン市内を歩き回っていました。
ロンドン留学で得られたもの、メリット
1週間の短い時間で英語力を大幅に上げるのは現実的に難しいです。しかし、日本語の通じない英語の環境ではどうにかして英語で伝えようと脳みそがフル回転します。
追い込まれた時の必死さ程、すごい力はありません。
頼れるものがない環境で、ひたすらインプット、アウトプットを続ける生活はハードでもあり、刺激的でもあり、大人になってからこれだけたくさんの経験をしたのは入社当初以来かもしれません。
とは言っても、ロンドンへの留学は私にとって本当に忘れられない経験となりました。
憧れのヨーロッパで暮らしているように過ごす。現地の人と同じように地下鉄に乗ってみたり、買い物をしたり、友達とランチを食べたり。
短期留学は、旅行では味わえない貴重な体験ができます。
「旅行が好き、海外に興味がある」という人には、ぜひともこの感動を知ってもらいたい、行動に移してもらいたい!と心の底から思っています。
ロンドン留学で感じた注意点、デメリット
ロンドンに留学に来ているのは、ヨーロッパのスペイン、フランス、スイス、ドイツなどの国の人がほとんどです。
特にスペイン語は英語と近い単語が多かったり、他の国も母国語も文法的に英語と近いです。そのため、ヨーロッパ圏内の生徒さん達は、英語の基礎力が日本人より圧倒的に上です。
私の英語力が低すぎるということもあるのですが、周りのみんなは先生の言っていることを理解しているのに、私だけがさっぱりわかっていないということが何度もありました。
ロンドン留学は、留学すれば英語が話せるようになることはなく、事前の英語の基礎力が必要とされると考えておいた方がいいでしょう。
ロンドン留学でわかったおすすめの留学スタイル
最近では、いきなりヨーロッパやアメリカへ留学するのではなく、英語の基礎力をつけてから第二段階でヨーロッパやアメリカ留学をする人が増えています。
第一段階の留学先として人気なのが、フィリピンです。
フィリピンは公用語の一つが英語であり、かつヨーロッパやアメリカで話される英語よりも綺麗で聴き取りやすいメリットがあります。しかも日本からも近く、料金も安く行けるので、英語基礎力アップの第一ステップとしてフィリピン留学が最適なのです。
フィリピンで英語漬けの毎日を送り、インプット、アウトプットともに英語のシャワーを浴びまくった後に、イギリスやアメリカ、オーストラリアに留学する方が効果的に英語を吸収できるのです。
私は順番が逆になってしまったのですが、ロンドン、アメリカ・サンフランシスコ留学の後にフィリピンのセブ島へ短期留学しました。
その3カ国の留学を経験して感じることは、英語初心者にはフィリピン留学がもっとも英語力アップに適しているということです。
その理由はマンツーマンレッスンでアウトプットの時間が圧倒的に多いためです。
ヨーロッパやアメリカ、カナダなどの語学学校は、基本的にグループレッスンです。通常、1クラスに8~12名程度の生徒がいるため、必然的に自分が話す時間は人数が多いほど少なくなります。
特にヨーロッパや南アメリカの国の人達は、本当によくしゃべります。笑。文法がむちゃくちゃでも単語が間違っていてもまったく気にせず話し続けます。
イタリア人やスペイン人、ブラジル人が喋りまくっている中に割り込んで話せる日本人はどれくらいいるでしょうか。
日本人はついつい「間違った英語を話すの恥ずかしい」「他の生徒さん達に遠慮してしまう」と考える人が多く、1コマのレッスン中にほとんど言葉を発しないまま終わってしまうことも珍しいことではありません。
それでは何のために留学に来ているのかわかりません。
その点、フィリピンの語学学校はグループレッスンもありますが、ほとんどがマンツーマンレッスンですので、ほとんどが英語を話すアウトプットする時間です。
わからないところがあれば、すぐ先生に聞くことができます。
1コマの授業中にインプット・アウトプットをフル回転でするので、集中力と英語の身に付き方が全然違います。
私がロンドン、サンフランシスコ、セブ島での留学を通じてわかった、短期留学のおすすめコースとしては、「授業料や滞在費が0円のフィリピン留学コースなどもあるので、そういったものを利用しフィリピン留学で肩慣らしをしてから、ヨーロッパやアメリカ留学へステップアップする。」というスタイルです。
皆さんもぜひ一歩踏み出してみませんか?