社会人になって、すっかり遠ざかっていた英語。
- 「海外に行った時、不自由なく使いこなしたい。(=現地の人とコミュニケーションをとりたい)」
- 「仕事で必要になったので、本格的に勉強する必要が出てきた」
- 「実は、学生時代から色々な学習法に取り組んでいたが、効果を感じられなくて、長続きしたためしがない」
英語の学習再開の動機には様々なものがありますが、社会人が忙しい日常の中で、継続的に英語を学んでいくことは、とても大変なことですね。
今回は忙しい社会人でも英語学習する方法をご紹介していきます!
英語学習を始めるにあたって
語学の上達に必要なものは、実はとてもシンプルです。それは、「言語学習を日常の生活の中で習慣化して継続していく」こと。特に、音声に関する分野を伸ばしていくのに大切なのは、「慣れ」の一言に尽きます。
そこで、まず最初に、効果的に学習を続けていくために、まず最初に意識しておくべきことをお伝えします。
①完璧主義では続かない
負担が多すぎたり、楽しいと思えないことは続きません。短期間で資格試験のスコアが必要、というのでなければ、まず学習を習慣化することに注力してください。
コツは、どんなに仕事で忙しい日も、細切れ時間を活用すれば、足してこのくらいの時間は確保できる、というラインを設定することです。
ちょっと少ないかなと感じる時間(15分〜20分程度)を日々の英語学習時間に当てて、この時間だけは、必ず1日のうちで英語に触れるようにしましょう。
内容もバラエティに富んでいる方が続けやすいですし、学習法も一つのやり方にこだわらなくても構いません。体力的に学習がきついという日は、英語の絵本を聞いて音読したり、すでに学習した部分を再度聞いたりするなど、自分にとってストレスの少ない方法を取り入れてみるのも良い方法です。
またパブなどで、外国人と話すのも楽しいものです。それでも、きちんと効果は積み重なっていきます。
②現在の英語力を正確に把握する
客観的に英語力をはかるためには、資格試験を受けたり、英会話学校などの入学前プレイスメントテストを受けるのがオススメです。また、オンラインでも、レベルチェックを受けることができます。(ケンブリッジなど)
ここで、苦手な部分や忘れてしまっている部分を、自分自身で、最初にはっきりさせることが大切です。
③目標を立てる
日常に英語がほとんど必要でないEFL環境の日本では、ただ漠然と勉強しているだけでは効果がわからず、一定期間を過ぎると、モチベーションを保持するのが難しくなってきます。
取り立ててすぐに資格がいるわけでないという場合でも、ぜひ、半年や一年ごとに、定期的にレベルを図る機会を持つようにしてみてください。
例えば、3年以内にTOEICで200点アップを目指す、などと長期的な目的を持てば、1年→3ヶ月→1ヶ月の学習の目安が掴めますね。自分の学習ペースだと、どのくらいの目標なら無理なく達成できるのか、自分で理解しておくことが重要です。
これらについて、ある程度の心算ができていると、レベルが上がって新たな学習内容が必要な時期に差し掛かっても、臨機応変に対応できるからです。
最終的な目標をしっかり達成できるように、短期の目標を少しずつクリアしつつ、充実感を持って学習を進めていきましょう。
④学習環境を整備する
スランプに陥って、学習ペースが乱れがちになった時のフォローアップとして、何か講座を利用してみるのも一つの手です。ペースメーカーとして、学習の心配事についてアドバイスしてくれるコーチとして、疑問をさっと解決できる存在を、ぜひ探しておきましょう。
疑問が解決せずに不安が長びくほど、モチベーションは、だだ下がりになります。
また、自分が常に持ち歩いているデバイス(携帯やiPad等)のすぐ開けるところに、「英和・和英辞典(アルクの”英辞郎”は両方検索ができるので、とても便利です)」と自分の使いやすい「音声付きの英英辞典」をいれておきましょう。
FBのユーザーであれば、英語表現まとめを提供しているページ(BBC Learning EnglishやAmerican English at State、English The Easy Wayなど)をフォローしてみるのも良いでしょう。英語のみですが、わかりやすい英語かつ、とても自然な表現をネイティブ講師がまとめてくれています。
「いつも、気づいた時・ちょっと気になった時に、すぐ調べて確認できる位置に英語があること。」これが、毎日の学習のしやすさに大きな影響を及ぼします。
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いかがでしたでしょうか?
忙しい社会人だからこそ、無理なく英語学習を続けられる環境を整えていきましょう!