社会人の短期留学の体験談!
今回は、アイルランドのダブリンに2週間短期留学したakiさんの感想を紹介します。
海外に興味がなく、海外旅行さえ行ったことがなかった私が思いがけないことから、アイルランドへの留学に行くことを決断しました。
この留学が私の人生を大きく変えることになり、人生何があるかわからないなと感じています。私がダブリンに留学することになった経緯と2週間の短期留学の体験談を紹介します。
留学先:アイルランド ダブリン
語学学校:アルファカレッジオブイングリッシュ
龍が宇敷、期間:2015年11月に2週間
1週間の授業時間:1週間に20時間
滞在方法:ホームステイ
会社を辞める理由として思いついた海外留学
3年間続けた仕事を辞めて地元に帰ろうと思っていたのですが、人手不足な職場なこともあり、上司に退職を引きとめられていました。退職できる理由を考えていた時に、ふと「留学」ということが頭に浮かびました。
留学するので仕事を辞めたいといえば上司も納得して辞められるだろうという安易な考えでした。
しかし、上司に留学したいと伝えたところ休職をすすめられ、考えているうちに自分でも気分転換に留学してみようかなと思い、本当に留学をすることになりました。
海外無関心の私がアイルランドを選んだ理由
もともと留学しようと思った理由が仕事を辞めたい一心であったのと、もともと海外に興味を持ったことがなかったので、行きたい国が思いつきませんでした。
そんな時、インターネットで質問に答えていくとおすすめの留学先をサジェストしてくれるホームページを見つけました。そのアンケートに答えていった結果おすすめされた国がアイルランドでした。
そんな単純な理由なのですが、ヨーロッパに行ってみたいという気持ちもあり、また、イギリスよりもアイルランドの方が費用が安いということも後押しとなりアイルランドに行くことを決めました。
ダブリンの学校探しは専門家に頼もう!
インターネットでアイルランド留学について調べていて、「アイルランド留学センター」というエージェントのホームページにたどり着きました。
アイルランドに特化した留学エージェントだったので、こちらに相談し、学校の規模や雰囲気、設備、立地などの希望を伝え、特徴を教えてもらい数校に絞ってから、学校選びをしました。
アイルランド留学にかかった費用
授業料:40万円
ホームステイ代:20万円
航空券代:10万円
総額:70万円程度
アイルランド留学のおすすめメリット
海外旅行さえも行ったことがなかったので、一人で国際線に乗って日本以外の国に入るというすべてが生まれて初めての経験でした。
人間やればできるものですね。それだけでもかなりの社会勉強になったように感じます。
ダブリンでは周りに母国語が通じる人間がいないことはかなりのプレッシャーでしたが、自分の気持ちや思っていること、意見を伝えるには話すことだけでなく表情やジェスチャーなどのボディランゲージも有効なのだと感じました。
私はビールが好きなこともあり、アイルランドの地ビールなども楽しむことができたのと、大きな教会や大聖堂などの宗教施設などの見学を通して日本とは違う文化を感じることができたのも大きな収穫になりました。
ダブリンでの生活で大変だったこと
アイルランドという土地柄のせいもあると思うのですが、アジア人や日本人が少なく、留学生はイタリアやスペインなどヨーロッパ圏の国の人が多いため、友人を作るのに苦労しました。
また、アイルランドはじゃがいもをよく食べる国で、ホームステイ先の食事はじゃがいもが常に出てくるので留学期間の最後は少しつらかったです。
休職期間を通して仕事に支障が出ることはありませんでしたが、やはり2週間という期間は短く、結局その後退職をして、再度留学をすることにしました。
最初は、思いつきで行くことを決めた留学でしたが、これが私の人生を変えるきっかけになりました。
アイルランド留学で得たもの
海外に行くことも初めてだったため、視野が広がり価値観は大きく変化したことが何よりの変化です。
2週間の短期留学だったため英会話が上達したわけではないですが、今までは日本で会う外国人を無意識に避けるようにしていたのが緩和され、自分から話しかけることができるようになり、実際に会話をすることが英語上達のカギなのだと感じました。
英語が必須である仕事ではありませんでしたが、仕事で外国人と関わることも少しはあったため、その際には英会話が他の同僚よりも出来るということで仕事を依頼されることもありました。
緊張はしましたが、楽しくコミュニケーションをとることができ、仕事にも活かすことができたことは留学して得られた効果だと言えます。
短期留学を考えている社会人の方へ
社会人で働きながら留学となると、長期休みをとることが難しいです。本気で語学などの学びたいことがあるという場合は、退職しか選択がないかもしれません。
しかし、1~2週間程度の短期留学であれば、有給や上司と相談して時間を作ることでリスクなく留学を実現することが可能です。
私は学んだことを仕事に還元するようには言われませんでしたが、何らかの形で留学経験を仕事に寄与することができれば、さらにすばらしいことだと思います。
行動に移すまでは不安や心配なこともありましたが、留学したことは何物にも代えがたい貴重な経験となりました。
少しでもやってみたいと思っている人は、ぜひ一歩踏みだして欲しいと思います。「やらない後悔よりもやって後悔する方が人として成長できる」私はそう感じています。