日本にとどまっていことがいかに狭い世界なのか、一歩世界に出てみると世界が一気に広がります。
フィリピンのセブで1ヶ月間留学をした体験談を紹介します。
留学先:セブ(フィリピン)
語学学校名:フィリンター
留学時期と滞在期間:2014年12月に4週間
1週間の授業時間:1週間35時間
滞在方法:寮
語学学校「フィリンター」を選んだ理由
スカイプのオンライン英会話をしている時に、セブに短期留学できる英会話学校があることを知りました。
そして、ネットで検索した中で、費用や授業時間など比較した上で、歴史があって信用できる学校「フィリンター」を選びました。
留学にかかった費用(授業料、航空券代、滞在費など)
4週間の授業料+寮費+食事が20万円
航空券代が往復3万円程度
フィリピン留学のきっかけ
転職を考えたときに英会話が必須だと感じ、まず地元の英会話講座に通い始めました。
地元の英会話講座は市民講座で毎週土曜日に2時間ぐらい、先生も日本人でした。文法説明はわかりやすくて英検対策に役に立ちました。ただ、先生も生徒も日本人だと困った時にすぐ日本語を使ってしまうので英会話の上達は難しいと感じていました。
もっと外国人と英語を話す機会を増やしたく、留学したいと思いつつも時間とお金の関係ですぐには行けない状況でした。
まずは、オンライン会話を始めて英語に慣れる練習をしつつ、留学費用を貯めることをしていました。
フィリピン・セブを選んだ理由
オンライン英会話をしている時に、たまたまバナー広告にセブ島留学があるということを知りました。
そのバナー広告に載っていたセブの美しい海とビーチの写真に一瞬にして心を奪われました。
フィリピン留学を調べてみると、欧米への留学と比較しマンツーマンの授業が多く、授業料も安いので費用対効果が高くコスパがすばらしくいいんです!そして、フィリピンの中でもきれいな海があるセブ島に決めました。
フィリピン留学の良かった点
1日に何人もの講師と何時間も英語を話すうちに、英語を話すことに抵抗がなくなり楽しくなりました。
最初は文法のことを気にしながら話していましたが、少しくらい文法がおかしくても通じることを体感するようになります。うまく言葉が出てこないときや語順に悩んだときも、とりあえず知っている単語とジェスチャーでなんとか乗り切ることができ、英語の壁が一気に低くなりました。
留学中に仲良くなった人たちとスキューバーダイビングダイビングに行ったり、観光名所に行ったり、そこで現地の人と英語で会話したことがいい思い出です。
フィリピン留学のデメリットや反省点
比較的よい印象が多いセブ島留学でしたが、あえてデメリットを挙げるなら住環境と食事です。
寮が完備されていて、一人部屋を選んだのでわりと快適でしたが、シャワーの温水が出にくくぬるいお湯で浴びなければなりませんでした。後から知ったのですが、フィリピンは暑いので水シャワーが普通だそうです。
食事に関してですが、寮生活に3食ついておりお得だと最初は思いました。しかし、3食フィリピン料理は飽きます。それに週末は友達同士で外へ遊びに出かけるので、その分の食費が無駄になってしまうのがもったいないかなと思いました。
留学で得られた効果
一番の成果は英語に対する壁が低くなり、発音や文法が完璧でなくても話せる自信がつきました。
フィリピン人講師、日本人学生、韓国人学生と仲良くなれました。留学中にいろいろな所へ出かけて刺激を受けたりいい思い出が出来ました。特にディスコへ行った経験が、帰国後ダンスに目覚めるきっかけとなりました。
また、日本人や日本文化に興味があるフィリピン人が多いことを知り、嬉しかったと同時にもっと日本のことを勉強しなきゃと感じ、帰国後は歌舞伎や落語を見に行ったり、着付けも習うなど日本文化にどっぷりつかっています。
短期留学を考えている社会人の方へ
会社の休みと有休を上手く使えば2週間くらいは留学できる人も多いのではないでしょうか。1週間でも得るものはあると思いますが、週末を利用できる2週間以上の留学をおすすめします。
留学先には若い学生が多いと思いがちですが、意外と社会人や定年後に留学に来ている人もいます。留学中は日本人がマイノリティーとなるので、年の差は気にすることなく幅広い年齢層や職業の方とともに行動したり話をすることができて、視野が広がります。
食事と寮の環境がある程度質が高い所なら、ストレスが少なく過ごせると思います。留学は今後の人生に絶対活きてくるので、頑張って行ってみるときっと世界が広がります!